311 「風の電話」切ない心と日本人

今日は、3月11日。

テレビでは、311の特別番組をやっている。

そんな中、津波で亡くなった人達の幽霊を見た人の話しを集めて、本にしたという話を聞いた。それは、幽霊でも会いたい、そんな、とても切ない話しだ。

そして、以前NHKで見た、「風の電話」の話を思い出した。

岩手県の大槌町のある庭園にある、電話BOX。その中に黒電話があって、その線はどこにもつながっていない。

だけど、津波で、亡くなった家族や行方不明の人に電話をすると、話しをすることができ、返事も帰ってきたりする、、、、、そんな噂で広まった、「風の電話BOX」。

印象に残ったの話は、

当時中学生の男の子が、八戸から、家族に内緒で一人その電話BOXに行き、亡くなったお父さんに電話するという話。。。。

電話BOXの中では、素直になれなかった言葉を素直に話すことができる。

そして、涙が溢れて、聞こえたわけではないかもしれないけれど、

確かに、返事が返ってくる。。。。

男の子が、家に帰って家族に話すとき、勇気をもっで行ってきた小旅行に対して、母親も、自然に受け入れる。

その電話BOXに行ってきたことに対して、息子ながらも、一人の人間として当たり前のような、、、どう震災を受け入れるか、大人も子供も関係なく、みんなが模索していることが、とても切なく感じたのが、印象的だった。

それで、最初の話しに戻ると、、、、

「幽霊に会う。」

幽霊なんて、信じないって人もいる。

でも、この「幽霊でも会いたい。」という

切ない心は、幽霊を信じない人も、理解できると思う。

「切ない」とは、日本人独特の表現だと思う。

「幽霊」と「切なさ」が一緒になるのも、日本独特だと思う。

そして、

科学的に幽霊なんて、信じないという人も、

「幽霊でも一目会いたい」と思い、「幽霊に出会う」、そんな「切なさ」を、色々な

形で、理解できるのである。

まだまだ、復興途中の、311です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続・展覧会のご紹介!KazueTaguchiさん

こんにちは!今日も、展覧会のご紹介です。
NewYork 在中のKazue Taguchiさんの展覧会のご紹介です。
彼女も、又、バルセロナ時代からの友人です。
KazueTaguchiさんは、ガラスと光を題材とした作品を制作しています。
今年の夏は、群馬県のNakanojo Biennale にも出展していました。
今回は、ボストンのメインストリートで、開催されるブループ展に参加しています。
光を素材とした作品は、なかなか観ることのできない題材です。
光自体を作品にするため、反射や、影、動き、などを、
KazueTaguchiさんは、素材として扱っています。
そのため、作品に、光を加え、作品+第2段階目のアクション!
を起こし、その空間自体に、光の作品を作り出しています。
日本でも、是非、札幌でも是非、作品を観たいですね~!
日本でも舞台美術とのコラボもされていますよ!
HP
 Taguchi_silver_silence_edit_small
We’re headed back to Boston! 
Come see us at our two week pop up gallery
220 NEWBURY ST
NOVEMBER 7 – 19
OPEN DAILY: 11 AM – 6 PM

Special Events
 
GALLERY TALK
JOHN RAVENAL & ANDREA DONNELLY
Tuesday, November 7
5 – 7 pm, remarks at 6 pm
 
OPENING PARTY 
Friday, November 10
6 – 9 pm

Ross Bleckner, Dome (Blue), 2017 (detail), ink on paper, 37 x 34 inches, edition of 40
Exhibition Preview
 
ISABEL BIGELOW
s
RON JOHNSON
s
ALEX KATZ
KAZUE TAGUCHI
And more!
For more info, click here and follow us on Instagram

 

 

缶の展覧会?って素敵!さすがバルセロナ!

デザイナーでバルセロナ在住のKyoko Uemura さんの展覧会~!のご紹介✨

缶をテーマにした展覧会だそうです。

缶詰をテーマにしたアート展なんて、おもしろいですね!

さすが、Barcelona!

テロや、最近ではカタルーニャ地方の独立問題で、心配なバルセロナですが、バルセロナ市民は、意外に、静かにいつも通り、暮しを楽しんでいるそうです。

よかった!!!

kyokoさんが作る handmadeの作品は、独特の色合いとセンスがとても素敵です。

言うなれば、バルセロナ的大人おしゃれ!

si mosaicでも、イベントの時、kyokoさんの作品が、ときどき、参加していますよ!

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Kyokoさんとは、バルセロナ時代からの友人です。

いつもは、デザイナーさんで、si mosaic のロゴも制作して頂きました。

大変好評です。

 

www.simosaic.com  si mosaic - コピー

 

それから、もう一つ!

バルセロナのお店を紹介する本も出しています。

普通のガイドブックでは、いけない、

厳選された、バルセロナを知りつくした人じゃないと、わからないお店ばかり。

こだわりのおしゃれな、バルセロナのcafé などが紹介されています。

Kyoko Uemura さんのHPはこちら

http://kinopiyo.com/

 

歳を重ねて、益々素敵に、自分らしく。個性的に輝く人。

そんな方が、沢山いますね~!!!!

続・ ゴッホ展 日本への愛、、勘違い!??

こんにちは!

今日の札幌は、とてもいいお天気。

今年最後の暖かい日かも、と思いと、外に行きたくなりますね!

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さて、前回のゴッホ展の続き。。。

浮世絵とゴッホについて。

ゴッホは、日本愛が 凄かったみたいですね。

外国に行くと、熱烈に日本好きな外国の方っていると思います。

アニメとか、、、、きっかけは、どうであれ、日本愛がすごい!

私の知ってるパコさんは、「前世、日本人」と自分のこと言っていました!?

時代は違っても、ゴッホも、それくらい!??、日本を愛し、憧れていたのですね~~~。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーゴッホの日本愛への、きっかけは、19世紀ヨーロッパで、日本ブームになっていたことでしょうか。

あの、ガウディーがショーケースを作って、それが評価されて、世に出て行ったきっかけを作った、パリ万博!(こちらも、レアな情報かしら。。。パリ万博は、それで知っていました)

そのときに、紹介された、日本文化が、ヨーロッパで日本ブームの火付け役になったとは、これまた知りませんでした!!!??

その中でも、紹介されていた、浮世絵!

この浮世絵に、ゴッホは、衝撃を受けたそうです!

それは、影がないこと。

ゴッホは、浮世絵に影がないので、日本は、影が見えないくらい、日差しの強い国!??

と、、、勘違いしたそうで。。。

それで、暖かい、日差しの強い、南フランスの、アルルを

日本と似てると、、を勘違い!???

ゴッホや、、、凄いぞ、勘違い!!!!!

基本、影が見えないくらい、日差しの強いところだと、、眩しすぎて、何も見えないと思うんだけどな。。。。

浮世絵は、当時のヨーロッパの絵画技法では、斬新すぎて、受け止め方の許容範囲を超えていたのかもしれませんね!?なぜかというと、西洋絵画で、もっとも重要とされている中の一つ、光と影。それは、ヨーロッパの宗教とも密接に関係されていたそうです。そのことは、又、又、長くなるので、次回へ。

それにしても、面白すぎる!???ゴッホ!??

日本に連れてきてあげたかったな~と思うのでした。

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フレスコ画の生徒さん、Kさんの、東京からのお土産に、頂いた、北斎のポストカード。

風を描いています。

すごいな~~~~!

北斎

目に見えない、空気感を描く。

風って、見えませんけど、この絵、どんな風か、見えますね!

ホント、北斎 すごい!!!

美しいですね~~💛

 

 

 

 

 

 

 

ゴッホ展 知らなかった!?「ひまわり」の由来

おはようございます。

ちょっと前になってしまいましたが、

「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」 道立近代美術館行ってきました!

札幌の展覧会では、異例!??の異常な人の数で!!!!、びっくり。

「ゆっくり観た~!」という気にはなれませんでしたが、2回いったこともあり、、、

私の中で、味わい深い展覧会になりました。

ゴッホが日本を愛していたこと、そして、思い込み!??が激しかったこと!??

1人の画家の人生について、考えさせられる展覧会でした。

それから、BSでゴッホ展に関した番組を見て、

「へ~知らなかった。!?」思ったこと。

それは、あのゴッホの「ひまわり」について。

あの、「ひまわり」の絵。黄色い、黄色い、あれですね。

あれは、南フランス、アルルに、

芸術家共同体を作りたいと思っていていた、ゴッホが、色々な芸術家に

「アルルへ、おいでよ~」と誘っていましたが、誰も来ず。。。

唯一来た人、それは、ゴーギャン でした。

それで、ゴーギャンを迎え入れる歓迎のために、描いた絵が

なんと、あの、「ひまわり」だったのだそうです。。。知らなかった!

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ゴッホの中で、喜びに満ち溢れた絵だったのかもしれません。。。

それを迎え入れるための家が、あの歪んだベットの部屋。

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又又「へ~~~!!!!!」

ちなみに、歓迎の「ひまわり」の絵をみて、ゴーギャンは、全然響かなかったそうで。。。。。。。。あはは、、、、。

有名な絵の由来って、実は、シンプルなところから描かれていたりするのですね。

そのときは、全然喜んでもらえなくても、今は、こんなにすごい人々に愛されているよ!!!!って、ゴッホに言いたいくらいです。

 

長くなってしまいましたので、

次回は、ゴッホと浮世絵について、書きます。

 

 

 

 

 

フレスコ画がCDジャケットになりました!

フレスコ画が、CDジャケットになりました。

神戸で活躍されているギターリストの、津田秀夫さんのデュオCDです。

Los levantes (ロス・レバンテス)

クラシックギターの津田秀夫さん、古楽の月岡聖芳さん、ビオラ デ ガンバの水谷孝美 のDUOです。

 

los levantes

 

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津田ギタースタジオ

HP http://hidextsuda-guitar.com/

 

 

 

札幌も初夏です=色々な事始まりそうです!

盆栽。

気が付けば、随分続けています。

植物を育てるのは、

私の中で、

制作するときの、気持ちのバロメーターに、

実は、なっています。

 

忙しくって、

 

 

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気持ちに余裕が無くなると、

盆栽も枯れていたりします。。。。

ごめんなさい。。。。。。

色々なことが始まって、

忙しくなっても、

心の余裕の大切さを、

盆栽は教えてくれます。。。。

これからの季節、

気持ちのいい朝、お水を上げて、草花の調子をみて、

緑と空気を楽しんで、、、、・。

ほんの少しのこんな時間が、

気持ちを切り替える大切な時間です。

 

 

 

和色のタイル

和色のタイル

タイルって、世界各地にありますが、

日本のタイルも日本独自の特徴があって、ものすごく種類が豊富です。

モザイクタイルは、

アートクラフトという薄いモザイク専用のタイルが

カットしたとき思った通りにカットしやすく(といっても・・なかなか思う通りになるのは技がいるのですが・・・)

色も驚くほど!大変豊富です!

 

色の中でも

日本独自の色、和色のモザイク用タイル。

とても、味わいがある色ですね。

個展始まりました!

おはようございます。

昨日からギャラリーミヤシタで フレスコ画とモザイクの個展始まりました。

今年は、フレスコ画の色、モザイクの繊細さを出したいと思い制作しました。

星をテーマにこのところずっと、制作しています。

星や宇宙を、自分と周りの日常の世界と照らし合わせて考えています。

3月22日~4月9日まで

ギャラリーミヤシタ

札幌市中央区南5条西20丁目1-38

12:00~19:00 最終日 17:00

月曜 休廊

 

 

 

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宇宙の匂い ラズベリー

おはようございます。

3月22日、あと2週間で展覧会始まります。

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ギャラリーミヤシタ

 

 

さて、今回の作品の、フレスコ画の下地効果のご紹介。

下地に 墨流し をしてみました。

乾いていない漆喰に、墨流しを定着させて、

その上から、顔料を描いたり振り落としたり、、色々しています。

 

フレスコ下地

漆喰が乾いてしまうと、顔料が定着しなくなってしまうので、、、

ラップで蒸らして!???います。

乾いて欲しくないときの、時間稼ぎ・・・。

顔料を、かなり乗せました↓

フレスコ 下地 乾かさないように

 

ところで!

宇宙って匂いがするってしっていましたか?

最新のNASAの研究だと、なんと!

宇宙は、ラズベリーの香りがするらしいのです!

宇宙の中の金属的な匂いは、イオンのエネルギー振動によるもとだろうとのことで

その匂いは、ラズベリーやラム酒の匂いと同じ化合物だそうです。

びっくり!

宇宙がぐっと、近くになります。