フレスコ画の下地作り①

北海道産フレスコ画漆喰を、どのようにしてフレスコ画にしているか。

フレスコ画は、壁に描かれているのが通常だが。

漆喰が乾くまでに、顔料だけで描く。。。。

このフレスコ画の技法をパネル式に置き換えて、

パネルにフレスコ画を描いている。

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こんな感じで、パネルに麻を貼り、

そこに1段回目の層の漆喰。

これは、下地なので、

漆喰に砂をいれて混ぜたものを、麻に埋め込んでいく。

一番下の土台には、珪砂という砂を混ぜている。

砂を混ぜると固まりやすくなる。

麻を貼っているのは、漆喰が引っかかるため。

引っかかるものがないと、

漆喰は固まっても、ボロボロと画面から零れ落ちてしまう。

それは、

定着材が入っていない、自然のものだからだ。

 

 

 

 

 

 

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フレスコ画のための西洋しっくい ・北海道産です

これはフレスコ画のための西洋漆喰↓

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わざわざ西洋・漆喰と言っているのは、西洋漆喰と日本の漆喰には、違いがある。

日本の漆喰は、スサといって、

藁とか、繊維はいっていて、水に寝かせたりしない。

西洋漆喰は、

漆喰用の消石灰を水につけて、寝かせたもののことを言う。

消石灰と水のみ。

それに、2種類の砂を混ぜたもので強度をつくり下地にする。

(砂を混ぜると固まる強度が強くなる)

すべて、自然のものだ。

消石灰は、基本、石灰なので、水につけると熱を出すのではないかと

質問されたことがある。

確かに、熱が、最初に消石灰を水に浸していくとき出ているようだ。

なので、ホーローとか陶器などの入れ物に入れた方が良い。

スペインの美術学校では人が1人入れるくらいの甕(日本だと梅干しを入れている感じの巨大版!)

に保管していた。

水につけて時間が経つと、粘り気のあるいい西洋漆喰ができる。

それを日本にかえってから見よう見まねで!?復元してみたのだが。。。

漆喰のための消石灰は、

なんでもいいってわけではない。

新鮮じゃないとフレスコ画にするとき、乾燥すると

ボロボロと崩壊してしまう。。。こんな失敗を何度かして、

新鮮な漆喰=地元の漆喰 にたどり着き

今は、

北海道産のフレスコ用になる漆喰用の消石灰を入手している。

それはとてもキメが細かく、

顔料のノリもすごく良くて、その後の作品にもとても良い影響だった。

作品が崩れてきたときは、

「どうやって良い漆喰を手に入れたらいいのかしら・・・」と困ってしまったが

実は、義理の弟のお父さんが職人さんで、

相談したら北海道産の大変良い物が手に入るようになった。

ホントそんなこと、失敗してみないと、浮かばなかった。

「難しいな~。。。」

と思っていたことも求めれば、意外なところでクリアできたりする。

ありがたいな~。

美味しそうだけど、

食べたらキケン!↓北海道産の西洋漆喰!↓

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顔料・ピグメント・シュミンケ

フレスコ画で使用している顔料。

フレスコ画は、基本、顔料とフレスコ画用の西洋漆喰のみで描かれる。

 

実は、とてもシンプルなのかもしれない。

 

西洋画材の顔料は、ピグメントという。

日本にいるので、ピグメントの他に、日本画の顔料もフレスコで使えるものは、使っている。

絵の具の元は、色の元、

「顔料」が色を出していることは、あまり知られていない。

例えば、簡単に言うと

油絵・絵の具は、

ピグメントに油を混ぜ、油絵具になっている。

チューブから絵の具を出すのが当たり前で

顔料の存在までは、なかなか たどり着かない。。。

でも、古代から人間は、

土の色、

石の色、

草の色、

など

自然界から色を見つけ出し、それを再現して、絵を描いている。

洞窟の中の古代人の壁画だって、そうだ。

そのころから人類は絵を描いていた。

すごいな~。

気になっていた、

高級!?ピグメント シュミンケ。

どんな感じか、一つお試しで入手しました。

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どんな感触か、、、、楽しみ。

 

富士ファミリー A happy new year

1月3日にNHKで放送されたドラマ、

「 富士ファミリー2017」。

去年の「富士ファミリー」が大変面白かったので、

是非見たいと思い録画していたのを、やっと見れました。

ドラマのエンディングに、

薬師丸ひろ子さんが歌う、詩に

「あれ?聞いたことある・・・・???」

それは、ユーミンの歌

 [a happy new year]

をカバーしたものでした。

ユーミンの中でもとても古い歌だと思います。

元の歌よりテンポをゆっくりさせた

薬師丸ひろ子さんの、独特にふるえる声。

それを聞いて、2つのことを思い出しました。

1つは、ユーミンを聞いていたころ子供のころ。。。。

そして、茨木のり子さんの詩の中の、

「すべてのいい仕事の核には震える弱いアンテナが隠されている」

この部分。

それを、薬師丸さんが歌う、この歌を聞き、なんとなく思い出しました。

それでもう一度この詩を読み返してみると

汲む
―Y・Yに―

大人になるというのは
すれっからしになることだと
思い込んでいた少女の頃
立居振舞の美しい
発音の正確な
素敵な女のひとと会いました
そのひとは私の背のびを見すかしたように
なにげない話に言いました

初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始るのね 墜ちてゆくのを
隠そうとしても 隠せなかった人を何人も見ました

私はどきんとし
そして深く悟りました

大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇  柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと……
わたくしもかつてのあの人と同じくらいの年になりました
たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそり汲むことがあるのです 」

読み返し、、、

「そういう内容だったんだ。。。。。。。」

子供のころ

「いいな~」

と甘酸っぱい気持ち!??で、聞いていたユーミンの[a happy new year]と

今の[a happy new year] は、全然感じ方が違って、、、、

そして茨木のり子さんの詩「汲む」も今の方が、

「なるほどな~~~」とより実感してしまいます。

そして、「好きだな~」と思う気持ちは最初の気持ちと、変わらないのでした。

歳を重ねていくと、

経験を経て、変わっていきながら、芯の部分は、変わっていない。

薬師丸ひろ子さんのユーミンのカバー曲 [a happy new year]から

「ふわっ」

と、現れた思い出が

そんなことを感じさせてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

続・映画インターステラ

こんにちは。

前回の続き。映画インターステラです。

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映画のシーンの中で一番印象に残っているのは、

家の本棚から、本が勝手に落ちてきて、

娘が父親に

「幽霊がいる」というのですが

父(マシュー・マコノヒー)は、

「幽霊は存在しない」て娘を否定するんですよね。


確かに幽霊は、存在しなかった。

それは、父自身だったから。

簡単に言うと、宇宙に

新しい人類の住める場所を探しに行った父が

自分のことを捨てたと思っている娘への

5次元からのメッセージだったのです。。。

って言葉で書くと「なんのこと?」なのですが・・・・・・・。

本棚の後ろにいるはずの父は、ワームホールを抜けて

娘との約束を守り

やっと!!!!娘の元へ戻って来たのですが、

違う次元、

5次元にいるので

娘側からは見えないのです。

娘への思いが、姿が見えなくても、

話せなくても、

違う形でメッセージを届ける。。。。

それが、本が落ちてくるという

3次元の私達には、

幽霊がいるかもしれない!?

という形でしか、理解できず、

実は、未来の父からのメッセージだったということなのです。

時間を経て、

大人になった娘は

そのメッセージを解読して、

父の存在、思いを理解して、地球を救う。。。

これは、この映画のほんの一部分ですが、

 

「すべてはここに存在する。」

確かにそうかもしれない。。。

そう思わせるこのストーリーには、

とても刺激をもらいました。

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どうしてそんなに刺激を受けたかというと、

それは、

いつも考えている、

作るという、表現するという、

「謎」

に繋がるな~って、

思ったからなのです。

映画インターステラ は私的な偏った!??感想なので、

是非興味のある方は、ご覧くださいね!!!!

 

続く。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画 インターステラ

テレビで偶然見ることができた映画、 インターステラ

2014年の作品なんですね~。もう3年前か。

内容は、

地球に住めなくなった人類が、他の星を探すという、よくある壮大な話しと

家族、愛、人間、という、とても身近なお話しを合体させている。

人類が他の星に移住するって話は、

もはやSFの中だけのお話しではなくなって、私達の無意識の中に、

それは常識として、もう大分前から組み込まれている気がします。。。。

そんな過去があるから、未来もあるのですが、

過去から未来になるのではなく、過去も未来も同時にあるという

ことを言っているのではないかな~っと、

「ジワ~~~~っ」

と考えさせられる映画です。

 

ワームホールとか量子力学とか、相対性理論とか、5次元とか何次元!?みたいな

宇宙や、SFのお話しの基盤を知っている人じゃないと、ちょっとわからない部分が多くて

私には1回みただけでは、まだ理解できない部分が多かったので

何回か見てみてみないと!という感じですが

とても刺激的な映画でした。

 

映画のシーンの中で一番印象に残っているのは、

家の本棚から、本が勝手に落ちてきて、

娘が父親に

「幽霊がいる」というのですが

父(マシュー・マコノヒー)は、

「幽霊は存在しない」て娘を否定するんですよね。

 

ちょっと長くなるので、続きは又次回。